睡眠と夢について

昨日患者さんに聞かれたので、今日は睡眠と夢について書こうと思います。

中医学では不眠など睡眠に問題がある場合に夢についても問診します。

睡眠は心身(特に精神)が安定していないと問題が起こりやすく、その場合には夢にも影響が出ます。

基本的に熟睡すればするほど夢をみない、もしくは見ていても鮮明でなく覚醒後は忘れています。

夢が多かったり、鮮明なものを見て眠った気がしない、あるいは怖い夢で途中覚醒する、などといった安眠できない睡眠状態というのは何らかの問題があります。

鮮明な夢を見るということは、「魂」が安定しておらず、「魂」は「肝」と関係し(肝魂)、心神(精神)と密接な関係があります。

なので、熟睡出来ない・寝ても疲れが取れない・怖い夢をよく見るなどの症状が出てるときは肝気が高ぶっている(神経が興奮している)と考えられます。

鍼灸はそういった症状を取るのに適しており、治療後はぐっすり眠れます。

そういった症状でお困りの方は一度ご相談下さい(*^_^*)

********************************
イトウ針灸院
伊藤 健悟

〒466-0059
愛知県名古屋市昭和区福江2-12-17

TEL/FAX : 052-881-3768
ホームページ : http://ito-acp.com
*********************************

関連記事

中医学とは

今回から中医学の基礎について色々書いていきたいと思います。 中医学とは中国に伝わる伝統医学のことです。現在、私たちがなじんでいる西洋医学とはまったく異なる理論体系にもとづく医学です。 古代からの臨床経験をもとにまとめられ[…]

[» 続きを見る]