当院に通われている患者さんの記事が中日新聞の2015年ハッピーニュースに選ばれました。
http://www.yondoku.com/happynews/prize/2015/tsunagu.html
◆記事の内容◆
火曜日の朝七時五十八分。名古屋市中村区の武藤靖子さん(75)は毎週、この時間を楽しみにしている。不自由な目の治療に向かう地下鉄の乗り換えで、きまって車内へ案内してくれる人がいるからだ。微妙に変わるドアの位置や、通勤ラッシュの列に合わせて歩きだすタイミング…。戸惑う武藤さんに手を差し伸べる役はこの春、先輩から後輩へと引き継がれた。
山口愛未さん
「おはようございます」
二十三日朝、地下鉄伏見駅。東山線から鶴舞線に乗り換えようと、白杖(はくじょう)を頼りに壁際をゆっくり歩く武藤さんに、中京銀行浄心支店(同市西区)へ通勤途中の田上雄也さん(25)があいさつした。顔いっぱいに笑みを浮かべる武藤さんに腕を貸し、列の後ろについて車内へ。武藤さんが愛知県岩倉市の治療院へ通う際に続く習慣だ。田上さんは同じ銀行の先輩から、この役割を託された。
浄心支店勤務だった山口愛未(まなみ)さん。昨年冬、同じ駅のホームで、降車する人波にさらわれそうになる武藤さんを見て声をかけた。周囲は通勤や通学を急ぐ人たち。気になって、毎週待つようになった。
三月、山口さんは市内の別の支店へ転勤に。「きょうで最後です」。別れ際にそう告げられた武藤さんは、「名前も勤め先も、聞いておけばよかった。なんだか、聞くのがはばかられちゃって…」。
武藤さんは網膜の難病で、五年ほど前からほとんど目が見えなくなった。左右に振りながら進路を探る白杖がぶつかり、通行人に怒鳴られたこともある。四年前には、自宅近くの駅で柵のないホームから落ち、レールで背中を強打した。
「つらい話が多い中で、助けてもらえるのがありがたくて、ありがたくて」
そんな思いを感じていた山口さんは、こっそり後輩に“引き継ぎ”をしていた。選ばれたのが、入行二年目の田上さん。「体の不自由な人を手助けしたくても、相手が迷惑だったら…と思って、声をかけられなかった。むしろありがたいです」と話す。
朝、同乗するのは六、七分。武藤さんが「出身は?」「お仕事は?」と矢継ぎ早に質問するのは、何も聞けずに山口さんと別れたことを悔いているからだ。会話の花が咲く車内に、壁はもうない。
田上雄也さん(左から2人目)の介助で車両に乗り込む武藤靖子さん=名古屋市中区の地下鉄鶴舞線伏見駅で
◆ここまで◆
元々は2015年6月23日の記事なのですが、先週水曜日の新聞に2015年ハッピーニュースとして掲載されていました。
当院でも眼科疾患を扱っているため、視力の低下や視野狭窄が進んで、白杖を持たれている患者さんも多数見えていますが、こういった心使いが出来る若い方がいるという話は非常に嬉しいですね(*^_^*)
視覚障害がある方に話を聞くと、人混みや慣れない場所、暗い場所(人によっては明るい場所)などが苦手だそうです。
立ち止まっていたり困っていたりする時に「何かお手伝いすることはありますが?」と気軽に声をかけてあげてもらうだけで、すごく助かると話してました。
特に全盲の方の場合はいきなり荷物をもったり、手を引いたりするとビックリしてしまうので、最初に声をかけると相手の方も安心します。
こういう善意の輪がもっと広がっていけば良いなと思います。
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