昨日は午後の施術を終えて家に戻ると、妹が胃の調子を崩して寝ていました(^_^;)
どうも昼・夜ととんかつなどの油ものをお腹いっぱいに食べたのが原因とのこと。
気持ち悪くて、戻したくても戻せない状態です。
そこで脈や舌などを確認し、足に熱めのお灸をすえた直後、トイレにかけこんで一気に戻すことができました。
鍼灸では「吐下法(とげほう)」といい、戻したり、下したりする治療があります。
そんなことをせずに治療すればいいのにと思うでしょうが、胃に悪いもの(未消化物など)がたまっている状態体にとって良くありません。
戻したり下したりして、体外に出した方が治りが速いのです。
傷んだ物を食べた際に戻そうとするのは、人間の防衛本能が働いているからです。
とは言っても、体が弱っている状態で吐下法を行うと生気を破ってしまい体調が悪化します。
胃の弱りなどから調子を悪化させている状態(虚症)の場合は、気持ちよい温かさでのお灸の治療の方(補法)が治療効果は高いです。
なので、行う際は脈や舌・症状を確認して治療を行うことが肝心です。
********************************
イトウ針灸院
伊藤 健悟
〒466-0059
愛知県名古屋市昭和区福江2-12-17
TEL/FAX : 052-881-3768
ホームページ : http://ito-acp.com
********************************
日曜日は毎月大阪で行われる北辰会の定例会に参加してきました。 午前は背候診(背中のツボの状態を見る)の実技、午後は代表の実技デモンストレーションと下肢痛の症例レポートでした。 実際に実技のデモンストレーションを見ると、鍼[…]
最近は日に日に寒くなってきてますね。 今日は名古屋で初霜を記録したそうです。 冬は寒さも厳しいですが、乾燥も強い季節です。 29日(金)の名古屋の湿度は24%です。 乾燥している場所では風邪などの菌やウイルスも飛散してい[…]
日曜日は大阪の小児鍼の勉強会に参加しました。 今年に入ってからは引っ越しや結婚式の準備等でなかなか日曜に開催される勉強会には参加出来なかったので、本当久しぶりでした。 小児鍼の歴史と特徴、子供の接し方や保護者への説明の仕[…]
今や家族の一員として重要な存在となっているペットの治療に、マッサージとともに鍼灸にも関心がよせられています。 実際にペットのための鍼灸マッサージの専門書籍も発売されていますし、イヌやネコのための経穴(ツボ)図もあります。[…]