昨日は午後の施術を終えて家に戻ると、妹が胃の調子を崩して寝ていました(^_^;)
どうも昼・夜ととんかつなどの油ものをお腹いっぱいに食べたのが原因とのこと。
気持ち悪くて、戻したくても戻せない状態です。
そこで脈や舌などを確認し、足に熱めのお灸をすえた直後、トイレにかけこんで一気に戻すことができました。
鍼灸では「吐下法(とげほう)」といい、戻したり、下したりする治療があります。
そんなことをせずに治療すればいいのにと思うでしょうが、胃に悪いもの(未消化物など)がたまっている状態体にとって良くありません。
戻したり下したりして、体外に出した方が治りが速いのです。
傷んだ物を食べた際に戻そうとするのは、人間の防衛本能が働いているからです。
とは言っても、体が弱っている状態で吐下法を行うと生気を破ってしまい体調が悪化します。
胃の弱りなどから調子を悪化させている状態(虚症)の場合は、気持ちよい温かさでのお灸の治療の方(補法)が治療効果は高いです。
なので、行う際は脈や舌・症状を確認して治療を行うことが肝心です。
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イトウ針灸院
伊藤 健悟
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