院長の伊藤です。
視覚障害のある人の代わりに、テキスト情報を音声で読み上げてくれるデバイス『OrCam MyEye2(オーカムマイアイ2)』が9月から国内で発売されました。
『OrCam My Eye2』は100円ライター程の大きさで、眼鏡に装着して使います。
カメラから入力された画像から、テキストの読み上げを行います。
テキストの読み上げだけでなく、顔の認識、製品の識別、色の識別など様々な機能を備えています。
上記の動画では、出会った人の顔を認識してデータから名前を読み上げたり、手に取っている商品名を伝えたり、手に取っている洋服の色を伝えたりしています。
暗い時にはLEDライトで照らす事も可能です。
すでに世界30か国で発売され、利用されている製品です。
目次
これには新聞、本、メニュー、サイン、製品ラベルおよび画面が含まれます。
顔のリアルタイム識別がシームレスに告げられます(100名まで登録可能)
製品の識別により、独立したショッピング体験が可能になります(150個まで登録可能)
シンプルな手のジェスチャーに対して直観的に応答します。
小型軽量で、実質的にあらゆるメガネのフレームに磁石で取り付けることができます。
小型、ワイヤレス、そしてインターネット接続を必要としません。
76 x 21 x 14.9 ミリメートル
デバイス: 22.5 g
3.7V DC, nominal 320mAH
13 メガピクセル
648,000円(税込)
※情報はホームページより引用
最近のスマホも音声読み上げや顔の識別などを当たり前に行えるようになってきていますが、眼鏡に装着出来る小さなデバイスで多くの事が行えるのは驚きです。
この会社について調べていたら、OrCam社はイスラエルにあるのですが、CPUで有名なインテル社が153億ドルで買収していました。
それだけの金額を出しても欲しい技術を持っている会社だったという事ですね。
なかなか簡単には手が出せない値段ですが、世界中で使われている実績や製品の機能性を考えると、必要な人にとっては良い製品だと思います。
利用者が増え、市町村が補助具に指定してくれると購入しやすくなると思います。
近々、名古屋でも試装会があるそうなので、参加出来たら感想をお伝えしたいと思います。
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