治療において刺激量というのは非常に大切です。
先日も腰痛の方がいらした際に、別の治療施設に行きマッサージと鍼と必要以上の刺激で治療後よけい痛くなってしまったとの話を聞きました。
刺激が強すぎると、痛みが悪化したり次の日に痛みが残ったりします。マッサージのもみ返しもその一つです。
鍼灸においても、鍼の数の多さや置鍼(鍼を刺したまま置いておく)時間、鍼通電の有無などで刺激量が決まります。
治療手技以外にも、患者の体調や年齢・体力の有無といった素体(体の状態)も重要です。
刺激というのは足し算なので、途中で減らしたり出来ないため治療を行う場合は基本的に弱い刺激から順に行っていきます。何事も「過ぎたるは及ばざるがごとし!(やりすぎは足りないより良くない)」ですね(*^。^*)
イトウ針灸院では治療を行う際に問診をしっかり行うことで、体や主訴の状態を確認してその人に合った刺激量の治療を行い、初診時には治療中にも状態の確認を行うようにしています。
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イトウ針灸院
伊藤 健悟
〒466-0059
愛知県名古屋市昭和区福江2-12-17
TEL/FAX : 052-881-3768
ホームページ : http://ito-acp.com
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