経営サミットに参加しました

院長の伊藤です。

8月19日(日)に自身が所属する整動協会が主催する経営サミットに参加しました。
鍼灸の技術を習得するセミナーには参加した事はありますが、経営に関するセミナーは今回が初めてでした。

経営については鍼灸院を開業していると一番興味のあるテーマです。
どんなに素晴らしい技術を持っていても、患者さんが来なければ鍼灸院は潰れてしまいますから(^_^;)

今回の講演内容と感じた事をまとめました。

Googleショックを乗り越えろ! 失敗から学ぶ3つの成功法則

快気堂鍼灸院白石院長 整動協会副代表 谷地一博先生。
鍼灸への愛・整動鍼の愛が半端ない熱い先生です。

谷地先生は現在、鍼灸院を行う一方で帯広にある北斗病院で鍼による脳への効果の研究を行っています。
4億円もするMEGという脳波を測定出来る機械を使用して、医師の協力のもと研究が進んでいます。
今年度中には論文として発表されるそうなので、内容・スピード共に凄すぎです。

さらに病院に鍼灸科が設立され、実際に動き始めています。

また、自信の鍼灸院の経営を赤裸々に話して下さり、すごく参考になりました。
谷地先生のブログ「ドアのノックはゆっくりと」の~鍼灸師のあぶない冒険~に鍼灸院経営の話の詳細が載っているので、是非読んで欲しいです。
ここまで載せていいの!?って所まで赤裸々に書いてあります(笑)

ちなみに、整動協会は北海道の会員さんが一番多いんですが、この谷地先生のブログや実際に治療を受けて入会した方がとても多いんです。

「なぜ?」で発見できる仕事の本質

株式会社ブレイシング専務取締役 栗山佐和子先生

年商3億円という鍼灸院グループを経営されており、下記の内容について話して下さいました。

1.株式会社ブレイシングの紹介
2.集客について
3.人生の目的

自分自身も昨年から一人では手が足りなくなり、最初は家族、次にスタッフを雇用して針灸院を運営しています。
特に教育の話が今の自分にはタイムリーな内容で、組織が大きくなるほど、しっかりした教育システムが無いと上手く回らなくなってしまう事が体験談を通じて分かりました。
自分自身、そしてスタッフが成長していけるイトウ針灸院を目指していきたいです。

ツボネットがもたらす集客イノベーションの全貌

株式会社 活法ラボ代表 整動協会代表 栗原誠先生

自信が所属する整動協会の代表です。
元々、知り合いの鍼灸師が整動鍼の魅力を熱く語っていたのを聞いて興味を持ち、セミナーに参加して整動鍼にはまってしまいました。

今回のタイトルにあるツボネットは協会から時々話は聞いていたのですが、今回全容が分かりました。

ツボネットとは「症例を検索出るツボ辞典」です。
患者さんが自身の困っている症状を検索出来、その治療を行っている治療を探す事が出来ます。
詳細は栗原先生のブログ「鍼灸師のツボ日記」に掲載されていますので、そちらをご覧ください。

けど、ツボネットの機能はそれだけではありません。
ツボの情報は協会員がログインして見ると、ツボの取り方や効果などを知ることが出来、さらに拡大・縮小出来る人体図にツボの詳細な場所まで記載してあり、患者さんだけでなく鍼灸師にとっても正に”ツボネット”となっています。

製作費が1000万と言う話が出ており、元SEとしては「この内容を実装するのはこれくらいかかるよなー」と昔を思い出しながらソロバンを弾いてました(笑)

正式リリースはまだ先ですが、公開されると間違いなく鍼灸界に衝撃が起こると思います。
楽しみにしてて下さい。

症状別ページ集客のカギはアウトソーシングにあった

鍼灸院めぐる 院長 整動協会映像教育部部長 谷口一也先生

谷口先生は”やさしさ”で出来ているじゃないかと思うくらい、優しい雰囲気の素敵な先生です。
はりパパ日記」が先生の空気が伝わってくる素敵なブログです。

今回は鍼灸院のサイトで使用する画像をアウトソーシングで頼むという話でした。

自分も元SEで、開業当初は自分でホームページを作成していたのですが、一番困ったのは画像です。
現在ではフリーの画像(「いらすとや」さんなど)が多くあるのですが一般的に使いやすい物がほとんどで、専門的な画像になるとほとんどありません。

そこで、絵が描ける方(プロ)にお願いする事になります。

自分自身もアウトソーシングで画像の作成をお願いした事がなかったので、すごく参考になりました。
自分が出来ない事はその道のプロに頼み、自分が出来る事(鍼灸)に注力した方が効率良いですからね。

専門領域を絞り込んで収益をあげる方法

ふくぎ鍼灸院 代表 整動協会経営支援部部長 北川直樹先生

北川先生は愛知でIBS(過敏性腸症候群)の「ふくぎ鍼灸院」を経営されています。
当院も眼科専門で開業していて、同じ専門領域を絞り込む話はとても興味深かったです。

専門領域を持つと、その症状で困っている方にとって探しやすくなります。
自分自身も何か症状で困った時に通うのであれば専門の所に行きたいと考えます。

また、北川先生はインターネットの集客にも詳しくて、専門領域を決める際の調査方法などとても参考になる内容でした。

北川先生も自身がIBSから専門の鍼灸院を作ったみたいに、当院も自身の目の疾患から眼科専門の鍼灸院となった点は共通しています。
最近は美容や不妊などを専門としている所が増えていますが、専門領域の鍼灸院は今後ますます増えていくと思います。

1人院でもできる、LINE@の運用方法

鍼灸マッサージGREEN NOAH 院長 整動協会学術研究部部長 舟橋幹也先生

舟橋先生は鍼灸学校の時の先輩で、一時期同じ職場で働いていました。
店舗は違ったので、勉強会やミーティングと時に時々会うくらいだったのですが、個性的で面白い先生です。
特に「鍼灸マッサージGREEN NOAH」のブログは体を張った体当たり企画が多く、「生理痛を体験してみた」や「鍼100本打たれたらどうなるの」といった記事はすごい面白いので、是非読んでもらいたいです。

今回はLINE@の運用方法のお話でした。
設定の基礎的な部分から、舟橋先生の院での利用方法などLINE@の運用の仕方が実例を交えて話しく下さい、とても分かりやすかったです。

当院でも今年に入ってLINE@を導入しましたが、若い方ほど利用される方が多いです。
実際にLINE@から予約を取ったり、質問を頂く事が多くあります。
スマホを持っている方全体の7割、10代だと9割がLINEを使っているそうです。

電話もLINE の無料通話を利用する方が多く、電話を使わない世代が増えているように感じます。
そういったニーズがあるので、LINE@も持っておくと予約がしやすかったりと導入して損はないと思います。

未来サミット

テーマ:整動協会が描く“集客せずに患者さんが集まる”10年後の鍼灸院

北斗病院と整動協会が行う”プロジェクトMIRAI”。
北斗病院の医師である加藤先生と整動協会で日本鍼治療標準化学会を設立し、
「研究」「教育」「派遣」を行っていきます。

「研究」は北斗病院で行う鍼の臨床研究です。
鍼の脳への効果を確かめる基礎研究に加え、老人保健施設での臨床研究なども進められており、北斗病院以外での病院での研究の話も進行中です。
これまで曖昧だった鍼の効果を明確にすることで、鍼の効果を科学的に証明する事が出来ます。
医療機関で当たり前に鍼灸を受ける事が出来るようになれば、鍼灸の受給率も上がります。

「教育」は整動協会が鍼灸師を育成していきます。
整動鍼ではツボをミリ単位で定めており、狙ったツボに正確に刺鍼出来れば、誰でも同じ反応が起こります。
そのためには性格にツボが取れる技術が必要となり、教育が必要となります。

「派遣」では教育を受けた鍼灸師が老人保健施設や病院に派遣されて施術を行います。
今までは鍼灸院でしか活躍の場が無かった鍼灸師に活躍の場が増える事で、新たな雇用が創設されます。

上記の3つが上手く回ると、鍼灸師の地位や信頼も上がり、活躍する場も増え、技術を持った鍼灸師が増えるという鍼灸全体にとってプラスの効果が生まれます。
まさに鍼灸師にとってのMIRAIなのです。

さらに患者さんの鍼灸を選択するツールとして先ほどの”ツボネット”が活躍します。
鍼灸界にとってすごい瞬間に立ち会っている事に驚きと楽しみを感じた経営サミットでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

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