動眼神経麻痺後の複視の症例

動眼神経麻痺後の複視の症例

※複視 : 物が2重に見える状態。立体視に問題がある場合に発生します。詳細はこちら↓

http://ito-acp.com/treatment/fukushi.html

70代女性。

動眼神経麻痺で眼球運動障害が発生。しばらくして眼球は動くようになるが複視は残る。

眼科での検査結果は異常なしとのことで当院受診。

治療当初は両眼視力0.6で立体視の検査も異常有り。

週一回で治療を開始。

治療開始してしばらくすると変化が見られ、不安だった交通機関にも乗れるようになる。

歩行時のふらつきも減少。

治療開始から4か月後には複視は無くなり、視力も両眼1.0に。

2重に見えるのが改善し、見やすくなったことで視力も改善したと思われる。

以後は体調管理のため、隔週のペースで治療を継続中。

今回は患者さんも治療に一生懸命に取り組んで下さったので、治療が非常に上手くいきました。

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イトウ針灸院
伊藤 健悟

〒466-0059
愛知県名古屋市昭和区福江2-12-17

TEL/FAX : 052-881-3768
ホームページ : http://ito-acp.com
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