視力検査のコツ

当院で視力測定をしていると、正しい方法を知らずに視力を測定している方が多くいて、もったいないなと思う事が多いです。
患者さんには正しい方法を教えていますが、知らない方が多いですよと指摘されたので、今回ブログにまとめてみました。
ご自身でも間違った検査方法を行ってしまっていないか確認してみて下さい。
下記を守るだけで、視力検査の結果が上がる方は多いと思います。

 

遮眼子を押し付けない

視力はたいてい右→左と測定しますが、隠している目に遮眼子(しゃがんし:片目を隠す道具)を押し付けている方が意外と多いです。
遮眼子を押し付けてしまうと、左目の測定の時にぼやけてしまい、通常より見えにくくなってしまいます。
遮眼子は押し付けないようにして、目から少し離すようにようにしましょう。

目を閉じている

右目を測定している時、左目を閉じている方も多く見られます。
しばらく目を閉じていると、開けた直後はぼやけてしまいます。
遮眼子で目を隠しているので、測定してない目は開けたままで大丈夫です。
むしろ開けておいた方が、目を変えた時に見やすい状態で始めることが出来ます。

見えにくい目から検査をする

片方の目が視力が落ちている場合や、目の疾患により見にくさがある場合は、見えにくい目から検査を始める事をおすすめします。
視力検査はどちらの目から始めても問題ありません。
目の疾患によっては、目を閉じていなくてもしばらく遮蔽しているだけで見にくくなってしまったり、ぼやけたりしまう場合があります。
見にくい方の目を最初に終わらせておけば、精神的にも余裕が生まれます。

分からなくても自信を持って答える

これは自動車の免許更新の時などに有効です。
視力を測定している側は、悩んだり不安な答えかたをすると、ちゃんと見えているか確認のためにその視力を再度測定します。
逆に自身を持って言われると、当たっていればそのまま測定を進めていきます。
迷った時も自身を持って言い切りましょう!

午前中に検査を行う

目も筋肉を使ってピント調整を行っているので、使えば使う程疲れが溜まります。
しっかり睡眠を取って目を休めた午前中が目の調子は一番良いです。
当院でも午前と午後で視力が変わる方が多数見えます。
なるべく疲れが出ていない午前に検査を受けましょう。

しっかりと睡眠を取る

当たり前ですが、前日に徹夜をしたり、疲労がたまった状態では目も見えにくくなり視力が落ちてしまいます。
体の疲れは目に大きな影響を与えます。
前日はしっかり睡眠を取りましょう。

まとめ

上記を守ってもらうだけで、視力検査の結果が上がる方は多いです。
目の疲れを取るのに鍼治療やくるみ灸が非常に有効です。
当院でも運転免許や2種免許の更新前に治療に見える方も多数見えます。
検査に不安を感じている方は、前日または当日朝などに治療を行うと目がスッキリしますよ!

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