梅雨の養生法

台風4号の影響もあり、梅雨らしく雨続きの天気が続いています。

今日は梅雨の養生法についてお話します。

梅雨は雨が多く湿気が多い状態です。

中医学では湿(邪)といいます。

人間の体には水分(津液)が多く含まれており、通常ですとスムーズに運行しているのですが

梅雨の時期は外からの湿気の影響により水分の運行が上手くいかなくなり、

体の重だるさ、足のむくみ、お腹を下して下痢したりします。

特に五臓の脾(胃腸全般)は湿の影響を受けやすいため、食欲が落ちる事も多いのです。

梅雨の養生としては

①汗をかく運動をする

体に溜まっている湿邪を汗と共に外に出す事です。体を動かす事で全身の気のめぐりも

良くなります。

②お酒や油っこいものを控える

外からの湿の影響に加え、お酒や脂っこいものは体の中で湿を作り出します。

体の重さを感じる時は飲食を見直してみることも大切です!

③体を冷やさない

雨やクーラーで体を冷やすと、体の水分の運行もスムーズに行われなくなります。

風邪の元にもなるので、エアコンの直接の風には注意して下さい。

蒸し暑くじめじめして気分も落ち込みやすい時期ですが、しっかり養生して

体調を崩さないようにしましょう。

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イトウ針灸院
伊藤 健悟

〒466-0059
愛知県名古屋市昭和区福江2-12-17

TEL/FAX : 052-881-3768
ホームページ : http://ito-acp.com
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