スマホ老眼にご注意を!

先日テレビを見ていたら、「スマホ老眼」の特集をやっていました。

スマホ老眼とは20、30代なのに手元が見にくいといった老眼のような症状に悩む人が増えているそうです。

スマートフォンの長時間の使用による目の疲れにより、目のピント調節が出来なくなることが原因です。

人間が近くを見る際には、毛様体という筋肉の働きにより、レンズの役割を果たす水晶体の厚さを変えることでピントを調節します。

近くを見続けるなどした結果、筋肉が凝って、ピント調節ができなくなります。

老眼ではなく、症状は一時的なことが多いですが、重篤化すると、ピントが固定されたままになることがあります。

当院でもピント調節が出来ない、夕方や週末になると目の疲れが出る、目の奥が痛むなどの症状を訴える方が多く見えています。

スマホ老眼を防ぐために日常で出来る対策は

・スマホと目の距離を離す(40cm以上)

・画面の明るさをおさえる

・1時間使用したら15分休憩を入れる

これだけでもかなり目が疲れにくくなると思います。

一晩寝て目の疲れが取れない状態は眼精疲労の可能性が高いです。

鍼灸治療はスマホ老眼など目の症状に非常に有効ですので、お困りでしたら一度ご相談下さい。

********************************
イトウ針灸院
伊藤 健悟

〒466-0059
愛知県名古屋市昭和区福江2-12-17

TEL/FAX : 052-881-3768
ホームページ : http://ito-acp.com
********************************

関連記事

視力の種類①

視力の種類 【中心視力と中心街視力(周辺視力)】 中心視力とは網膜の中心窩で見た時の視力で、それ以外の網膜で見た視力を中心外視力といいます。 中心外視力は中心視力と比べると極端に低く、乳頭付近では0.1くらいです。 【遠[…]

[» 続きを見る]

視力検査器の購入②

購入する検査器は液晶タイプに決まったので、今度は各メーカーの商品を比較することにしました。 候補としては ・NIDEK SC-1600 ・TOMEY FC-1000 ・TAKAGI LC-10 の3つです。 ・NIDEK[…]

[» 続きを見る]

変視症定量評価チャート

変視症定量評価チャートのM-CHARTSを購入しました。 一般的に各種黄斑疾患(黄斑前膜、黄斑円孔、加齢黄斑変性など)の変視症はアムスラーチャートを使うのが一般的だと思います。 アムスラーチャートは変視症の発見から、偏視[…]

[» 続きを見る]

JRPS愛知 

昨日は日本網膜色素変性症協会(JRPS) 愛知の10月定例会に参加してきました。 以前SNSを通じて個人的に同じ疾患の方とお会いしたことはあるんですが、協会に参加するのは初めてでした。 同じ疾患でも進行具合は人それぞれな[…]

[» 続きを見る]

視力測定表 ニデック SC-1600

イトウ針灸院では眼科疾患の方の治療を行う際に、視力の測定を行っています。 視力低下が主訴の方の場合、測定結果を行うことで効果判定を行うことが出来ますが、 黄斑変性や複視、網膜色素変性やその他の眼科疾患の方も基本的には治療[…]

[» 続きを見る]