子供の視野を体験

院長の伊藤です。

最近、子供の視野は大人の3分の2しかないという記事をインターネットで知りました。
我が家にも2歳の娘がいるのですが、よく転んだりするのを見て、子供は注意力が低いからよく転ぶんだなと思っていたのですが、視野の狭さが関わっているとは思ってもみなかったです。
そこで、子供も物の見え方についてまとめてみました。

子供の視力

新生児(4か月以内):0.04程度
6か月:0.1~0.2程度
3歳頃:0.6~0.8程度
6歳頃:1.0程度

6歳頃になると大人と変わらない視力まで成長します。

子供の視野

6歳時の視野は下記になります。

上下(垂直)方向:70度(大人:120度)
左右(水平)方向:90度(大人:150度)

6歳児は大人の6割程度の視野になります。
8~9歳で大人と同じ視野になります。

子供の視野を体験

実際に子供の視野を体験する方法があります。
チャイルドビジョンという組み立て式のメガネはNPO法人CAPセンターJAPANよりダウンロードできます。

チャイルドビジョン

実際に組み立てるとこんな感じです。

装着するとこんな感じです。これで外を歩いていたら一発で逮捕ですね(^_^;)

実際に装着して見てみると、かなり視野が狭くなります。
正面以外は首を動かさないと全然見えないです。

まとめ

実際に子供の視野を体験すると、思った以上に狭いことが分かりました。
視野に加えて、子供も場合は視力がまだ低い事、危険の予測が出来ない事などがあるため、転倒したり場合によっては事故にあってしまう事があります。

子供は大人より視野が狭いと頭に入れておくことで、子供の動きが予想しやすくなります。
興味がある方はチャイルドビジョンを作って一度体験してみて下さい。

 

 

 

関連記事

角膜にはビタミンA

スタッフの松本です。 先日患者さんが、「目を搔いてしまい角膜にキズをつけてしまった」と院長に相談され、色々とアドバイスをされていました。 状態改善のために、鍼灸施術をうけること以外に、ご家庭での食事に氣を配ることも大切に[…]

[» 続きを見る]

ツボ押しで目をセルフケア

スマホやパソコン仕事など、日常で目が疲れる事は多いと思います。 今回は自分自身で出来るツボ押しを紹介したいと思います。 目次1 ツボの場所2 ツボ押しの仕方3 まとめ ツボの場所 ・晴明(せいめい):目頭と鼻の付け根 ・[…]

[» 続きを見る]

見え方紹介アプリ

院長の伊藤です。 最近、すごく面白いアプリを見つけたので紹介したいと思います。 目次1 見え方紹介アプリ1.1 正常な見え方1.2 視力が低下した見え方1.3 視野狭窄の見え方1.4 中心暗点の見え方1.5 まとめ 見え[…]

[» 続きを見る]

ドライアイの予防方法

日に日に寒くなってきて、乾燥している日が増えてきています。 冬場になるとドライアイで悩まれている方が非常に多くなります。 ドライアイと乾燥は非常に関係が深いです。 目次1 ドライアイの原因2 ドライアイの予防方法3 まと[…]

[» 続きを見る]

視力検査のコツ

当院で視力測定をしていると、正しい方法を知らずに視力を測定している方が多くいて、もったいないなと思う事が多いです。 患者さんには正しい方法を教えていますが、知らない方が多いですよと指摘されたので、今回ブログにまとめてみま[…]

[» 続きを見る]