日に日に寒くなってきて、乾燥している日が増えてきています。
冬場になるとドライアイで悩まれている方が非常に多くなります。
ドライアイと乾燥は非常に関係が深いです。
ドライアイの原因としては大きく2つに分けられます。
①涙の分泌量が減る
②目の表面から蒸発する涙の量が増える
①は涙の量自体が減る場合です。元々涙の量が少ない方もいたり、病気が原因の場合もあったりします。
目の表面の角膜が傷つくことで起こる場合もあります。
②は目の表面は本来、皮脂で覆われており、涙が蒸発しにくいようにしています。
何等かの理由で皮脂が上手く覆われる事が出来なくなり、涙の蒸発が進んでしまいドアイアイとなります。
冬場に症状が悪化するドライアイは②が多いです。
1.スマホやパソコン・テレビを長時間利用しないようにしましょう
画面を凝視しているとまばたきの回数が減ります。1時間ごとに10分休憩を入れましょう。
2.部屋の湿度に気を付けましょう
湿度が低下すると目の水分も蒸発しやすいです。
3.コンタクトレンズを常用している方はお休みの日を作りましょう
コンタクトを使用していると目の水分が多く必要になります。常用は避け、寝る前は必ず外しましょう。また、コンタクトを使わないお休みの日を作りましょう。
4.エアコンの風に直接当たらないようにしましょう
直接の風は目の乾燥の原因になります。
5.お化粧でアイラインが残らないようにしましょう
アイラインがマイボーム腺(まぶたの縁にある皮脂腺)に残ってしまうと、皮脂腺を塞いでしまい皮脂が目の表面を覆えなくなり、涙液の蒸発が亢進します。
6.目を温めましょう
ドライアイは目の表面を皮脂が上手く覆えていないため、目の水分の蒸発が亢進してしまい発生するケースが多いです。
目を温める事で皮脂が目全体を覆い、症状が楽になります。
ホットアイマスクなどで寝る前に目を温めるのが非常にオススメです。
スマホなど目を使うことが増えており、ドライアイの患者さんは年々増加しているそうです。
上記の対策でも症状が改善しない場合は治療を行うことをお勧めします。
ドライアイには鍼灸も非常に効果的で、当院で行っているくるみ灸はドライアイにとても効果的です。
院長の伊藤です。 中日新聞に目に関する興味深い記事が載っていたので紹介します。 地球温暖化が進むと、白内障の一種で視界が茶色くなる「核白内障」の65歳以上での発症確率が、都市部で2040年に最大2倍になる可能性があるとの[…]
院長の伊藤です。 以前ブログでも紹介した暗所視支援メガネ MW10 HiKARIが名古屋市日常生活用具に認定されました。 愛知県内ではすでに日常生活用具として認定されている自治体もありますが、今年度から名古屋市でも新種目[…]
目次1 変視(へんし)とは2 変視が起こる原因3 変視の見え方の例3.1 正常な見え方3.2 変視の見え方の一例4 変視のセルフチェック方法4.1 アムスラーチャート4.2 ゆがんで見える例5 もし歪みが見つかった場合は[…]
スタッフの松本です。 先日患者さんが、「目を搔いてしまい角膜にキズをつけてしまった」と院長に相談され、色々とアドバイスをされていました。 状態改善のために、鍼灸施術をうけること以外に、ご家庭での食事に氣を配ることも大切に[…]