先日、仕事をしているとうちの奥さんから深刻そうな顔をしながら「空き時間に治療して欲しい」と言われました。
話を聞いてみると、今朝から頭痛や目の辺りが痛いとの事。
治療してすぐ楽になったのですが、これはブログのネタになるなと思い、本人に話をまとめてもらいました。
どれだけ首・肩が凝っていても頭痛がない私ですが、
先日、今まで経験したことのない頭痛におそわれました。
頭が痛い感じなのに何か痛みの位置が違うような・・・頭の後ろが痛いんです。
頭痛のような気もするけど、もしかしたら目の痛みかもしれない。
目の痛みだったら目を温めてみると軽減すると聞いたため、さっそく温めてみると痛さが弱まりました。
やはり頭痛ではなく、目の痛みだったのです。
そのあと鍼治療を受けたら、すっかり良くなり、あのガンガンする痛みもなくなりました。
思い返せば、久々に長期運転をして、目は疲れ、首・肩もガチガチでかなり凝っていました。
そういった疲れが蓄積され、目の痛みで出てしまったようです。
もしかして頭痛と目の痛みは紙一重なのかもしれません。
今後また頭痛が出たときには注意して対処していきたいと思います。
先日の「目は温める?冷やす?どっちが良いの?」でも記載しましたが、眼精疲労から来る目の痛みには温める事が非常に有効です。
その話はしてあったので、まず自分で温めてみて症状が軽減したので、「これは目の痛みが原因かも!」と判別出来たのだと思います。
今までも体の不調があった時は治療をしていたのですが、うちの奥さんは鍼が苦手で、体が相当しんどくならないと自分から治療してと言わないんです。
治療後に痛みが取れて、「鍼って本当に効くんだね!」と初めて心から言って貰えました。
針灸院の受付を手伝ってもらって1年は経ってるのに。。。(T_T)
まだまだ精進が必要ですね!
今回の話を聞いて、頭痛と目の痛みの判別は難しいんだなと感じました。
日本眼科学会のホームページで眼精疲労を調べると、下記の様に定義されています。
眼精疲労とは、視作業(眼を使う仕事)を続けることにより、眼痛・眼のかすみ・まぶしさ・充血などの目の症状や、頭痛・肩こり・吐き気などの全身症状が出現し、休息や睡眠をとっても十分に回復しえない状態をいいます。(日本眼科学会のホームページより引用)
症状が「目が痛い」ならば分かりやすいのですが、眼精疲労を治療していると「頭が重い」「まぶたが重い」「目の周辺が重だるい」「おでこが痛い」「光がまぶしい」「吐き気」など色々なパターンがあります。
鍼治療は眼精疲労・頭痛に非常に有効ですので、ホットアイマスクで症状が取れない場合はお近くの鍼灸院を訪ねてみても良いかと思います。
実際に身近な人が症状が出た時に対処出来るのは、鍼灸師をしていて良かったと思う瞬間です!
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